2018.5.21
◆2018.5.19(土)◆
労福協さんの研修会に参加しました。
テーマは「介護の現状を知り、備え、予防する」です。
私も自宅介護の経験があり、その振り返りも含めて、興味深く聴講しました。
聴講者は介護未経験の現役社員が中心ですので、
・2000年以降、介護保険制度が福祉・介護の領域を担い、それまで社会的入院(家庭の事情を組んだ入院)を認めていた病院が、疾病・傷病の治療を担うようになった事
・家族に介護の必要性を感じたら、地域包括支援センターに相談する事
・介護人材不足が大きな課題である事
・健康寿命を延ばす大切さ
など、基本も含めた丁寧な説明がありました。
質疑応答では、遠方の実家に住む家族を介護する為に、いわゆる「介護離職」をした事例が上げられました。刈谷は遠方から就職する方が多い為、大変切実な問題だと思います。
レジュメの最後に、市内在住の87才の女性の言葉が紹介されていました。
「人生は何事も、楽しく(動機や意欲)、無理なく(安全に)、バランス良く(何かに偏らない事、やりすぎ注意!)」
介護を受ける側も、する側もそのようにできればよいのですが、課題は山積しています。
学んだ事、感じた事を今後の活動に活かしていきたいと思います。
皆様、お疲れさまでした。
会場は総合文化センターです。
Q&Aの様子。