活動日記

刈谷市議会5月臨時会のご報告です。

2020.5.14

2020.5.13(水)◆

本日臨時会が開催され、総額約22億円のコロナ禍対応の補正予算や、国への「新型コロナウイルス感染症の対策強化を求める意見書」提出などを可決し、閉会しました。

今般、市民生活はかつてない困難に直面しております。

今回の補正事業を、困難解消の一助として頂きつつ、収束に向けた秩序・節度を保ち、オール刈谷で難局を乗り越えてまいりましょう。

補正予算の主な事業は以下の通りです。

・障がい福祉施設新型コロナウイルス感染拡大防止対策事業

障がい福祉事業所に感染拡大防止の人件費や消毒液等の購入経費を補助する。

・介護施設新型コロナウイルス感染拡大防止対策事業

介護施設が使う手袋や感染発生時の施設の消毒経費、その他必要な装置等の経費を補助する。

・新型コロナウイルス感染症対策事業

公共施設や医療期間等の感染予防に係わる資材(防護服等)を追加購入する。

・災害対策管理事業

コロナ流行下での大規模災害発生に備え、医療用マスク等の備蓄品を拡充する。

・市民生活支援事業

市内の世帯及び事業者の水道基本料金及び下水道基本使用料を4か月分減免する。

・傷病手当金給付事業

国民年金被保険者がコロナに感染or感染が疑われる為、仕事を休み給与がない場合、傷病手当金を支給する。

・子育て世帯への臨時特別給付金支給事業(国費 所得制限あり)

H16.4.2~R2.3.31の間に生まれた児童を養育する世帯で、R2.4月分の児童手当の対象となる児童1人につき1万円を支給する。

・子育て支援臨時給付金支給事業(市費 対象全世帯に支給)

H16.4.2~R2.4.30の間に生まれた児童を養育する世帯に、児童1人につき1万円を支給する。

・雇用安定支援事業

中小事業者が休業し、労働者に休業手当を支払った後に、国の「雇用調整助成金」の支給を受けた場合、休業手当の一部を補助する。また、解雇等を行わない場合は国への助成金の申請費用の一部を補助する。

・新型コロナウイルス感染症対策協力金交付事業

県の休業要請に応じ、休業や営業時間短縮に全面協力した中小企業、個人事業主、NPO法人等に50万円、自主休業した理容業者に10万円を交付する。

・プレミアム商品券補助事業

コロナ収束後の消費喚起の為、市内の店舗で使用できるプレミアム商品券のプレミアム分と事務経費を補助する。発行時期は収束状況を見極め検討する。

・信用保証料補助事業

中小企業の資金調達に係わる信用保証料の補助率と限度額を拡充する。

補助率:現行50%→一律100%

限度額:現行20万円→40万円(セーフティーネット保証4号及び5号は別枠で最大100万円の補助)

・一般事務費事業

小中学校及び特別支援学校に150台の携帯電話を設置し、臨時休業期間中の児童生徒の状況把握や相談対応に活用する。

・ICT教育事業

GIGAスクール構想の実現に向け、小中学校の児童生徒1人1台の学習用タブレット端末及び校内無線LAN環境を整備する。