活動実績

市民文教委員会で提案・要望しました。

■2018.12.14(金)■

副委員長を務める市民文教委員会で、今秋の視察で学んだ事を中心に質問・提案しました。

要旨は以下の通りです。

☆児童虐待防止ついて質問・要望

『虐待への関心の高まり等に起因し、刈谷市でも相談件数が増加傾向にあり、児童が一時保護されたケースが4件、保護者が逮捕された事案も1件発生している。市は多様な相談窓口を設け、夜間も市役所の休日夜間窓口で対応しているのは良い取り組み。子育てコンシェルジュ、乳幼児健診、保育園幼稚園、学校、近隣住民、警察などが連携し、総力を上げて虐待が起きない、起こさせないまちづくりに努めて頂きたい。

☆小中9年間を見通した学校教育について質問・要望

『全国トップレベルの学力を誇る石川県において、金沢市は「金沢型学校教育モデル」を策定・推進し、小中9年間を見通した連続性、一貫性のある教育を実践していた。市も小中の交流等を通じ、金沢同様の取り組みを行っている事は理解した。今後は連続性のあるICT教育も求められる。ICTの基礎固めに加え、情報モラル教育を通じ、その恩恵と弊害を体感させ、情報化社会に適応できる人材の育成をお願いしたい。』

☆子どもの発達・教育支援センター設立を提案・要望

『発達障がい、知的障がいのある0~18才までの子どもに対する、切れ目のない支援体制構築喫緊の課題。東京都日野市の発達・教育支援センター「エール」は、市の福祉部門と教育部門が連携し、療育・トレーニング等の専門指導や通園、一時預かり、就学相談、特別支援教育等をワンストップで行う、先進的取り組みを実践していた。刈谷市においても、発達・教育支援センターの設立を強く要望する。福祉と教育の壁を取り払えば、市内に分散する支援機能の集約、引きこもりなども含めた、より幅広い専門的支援、一貫した切れ目のない支援が可能となるはず。』