活動実績

一般質問で各種の提言をしました。

■2021.9.3(金)■

本日、刈谷市議会9月定例会で一般質問に登壇し、コロナ禍に対応しつつ、アフターコロナにも有効と思われる各種施策を提言しました。

私の考えと市の考えのベクトルが合致する点については、前向きな姿勢も感じました。

提言の概要は以下の通りです。

1) 市独自の「生涯現役推進計画」策定を提言

さはらの提言:『本年の高年齢者雇用安定法改正により、事業者に65才から70才までの就業機会を確保する努力義務が課せられ、65才以上の就労人口の増加が予測される。刈谷市も従来の取り組みに加え、高齢者の意識や価値観にあわせて様々な活動ができる受け皿を更に創出していく必要がある。国や先進市の取り組みを参考に、市独自の「生涯現役推進計画」を策定し、刈谷の地域特性を活かした生涯現役のまちづくりを推進すべき。』

2) 実効性の高い特殊詐欺防止の啓発活動を提言

さはらの提言:『市の努力にも関わらず、高齢者を中心に特殊詐欺被害が再び増加傾向(今年度被害額6件900万円)にある。対策として例えば、高齢者によく読まれ、6万世帯以上に配布される市民だよりに、定期的に特殊詐欺防止の啓発カードを織り込み、電話機のそばに置いたり貼ってもらうようにすれば、効果的な啓発活動になりうる。ぜひ検討願いたい。』

3) 福祉避難所への直接避難の促進、機能の充実を提言

さはらの提言:『大規模災害発生時、市内に12か所ある福祉避難所(高齢者や障がいのある方に配慮した避難所)に、対象者が直接避難できる体制づくりを速やかに構築頂きたい。また、福祉避難所の資機材や機能の充実を通じ、必要充分なケアが受けられる環境づくりを早急に進めて頂きたい。』

4) コロナ禍に対応しつつ、アフターコロナにも有効な保育業務支援策を提言

さはらの提言:長期に渡るマスク着用は、園児間や保育者とのコミュニケーションに、表情が読み取りにくい等のネガティブな影響を与えているが、その状況を、相手の気持ちをしっかり読み取る力を養うなど、ポジティブな育ちにつなげて欲しい

 また、コロナ感染が子ども達にも拡大し、保護者や保育者の精神的・心理的負担は増している。感染対策強化として、小中学校同様、幼児園や保育園にも専門の消毒スタッフを配置したり、非対面・非接触のICTツール(保育アプリや昼寝見守りAIなど)を導入すれば、そうした負担の軽減につながるはず。』

質問をする私。