■2021.12.17(金)■
12月定例会では、かねたより要望してきた事項が補正予算化されましたので、その内容をご紹介します。
市当局の皆様におかれましては誠にありがとうございました。
1)刈谷駅南北連絡通路の雨漏り対策
予算額は2,000万円で、内訳は雨漏りの応急処置費用と、その原因の調査費用です。
屋根の経年劣化により、雨水が複数個所から通路に滴り落ちる為、バケツを置いて急場をしのぐ光景も見られました。もし利用者が足を滑らせて転倒し、負傷するなどすれば、市の管理責任を問われかねません。
雨漏りがひどい北口の通路やコンコース、駅前広場は、建設から30年以上が経過していますので、私は本年の6月定例会で、これらのリニューアルを提言していました。
今回の雨漏り対策を契機に、リニューアルについても引き続きご検討頂ければと思います。
2)薬師川の浚渫(しゅんせつ=川中の土砂を撤去し、水位を下げる工事)
予算額は2,200万円、約5年振りの工事となります。
重原地区と連携しながら要望し続けてきた結果、5年前に行った上流部に加え、すぎな作業所前付近の下流部も施工される事となりました。
薬師川及び接続する下がり松川の沿線には、刈谷豊田総合病院、すぎな作業所、心身障がい者福祉会館、交通児童遊園などの病院や公共施設、多くの住宅があります。
もし豪雨で氾濫すれば、甚大な被害が発生する恐れがありますので、浚渫は大変重要な作業です。
沿線全体の浚渫が完了するまで、引き続き要望していきたいと思います。
おなじみの刈谷駅の通路ですが、かなり老朽化が進んでいます。
土砂が溜まり、中洲が形成されている薬師川。これらが水かさが増す原因となっています。