活動実績

一般質問で「次世代自動車購入補助金の拡充」などを要望しました。

■2022.6.9(木)■

本日、一般質問に登壇しましたので、質疑の概要をご紹介します。

前向きな答弁もいくつか頂く事ができました。

1)交通安全の新たな方策について

さはら:歩行者の安全な横断と渋滞回避の両立が期待できる「押しボタン式の歩車分離信号」の導入促進について、市の考えはどうか。

生活安全部長:刈谷警察は、横断者保護と道路交通の円滑化のバランスを考慮し、必要性を判断していくとのこと。市は改良が必要な交差点等の把握に努め、必要に応じ警察と協議していく。

さはら:横断者保護の更なる方策として、簡易的な信号機能を果たす民間の保安製品も導入してはどうか。

生活安全部長:歩行者等の安全確保の為、横断歩道への照明設置を進めているが、議員の提案を含め更なる手法を検討するとともに、運転者、歩行者、双方のモラル向上に効果的な啓発活動を実施していく。

さはらの提言:幹線道路等で歩行者が横断歩道以外を渡ったり、信号を 無視する「乱横断」が後を絶たない。大変危険な上、事故が起きると横断者が 罪に問われる場合もある。もはや啓発だけでは抑止できない。乱横断ポイント に罰則を伴う横断禁止標識を増設すべき。』

2)避難所の案内看板について

さはら:災害時に市民の生命線となる物資は「水」である。指定避難所が給水所でもある事を示す案内看板を追加設置してはどうか。また、福祉避難所にも案内看板を設置すべきではないか。

水資源部長:市HPや公式ポータルアプリ「あいかり」で周知してきたが、より多くの市民に知って頂く為にも、応急給水場所を示す看板の設置を検討していく。

福祉健康部長:福祉避難所を市民に認識して頂く事は、高齢者や障がい者の災害支援として有効である。まずは福祉避難所となる公共施設への設置を検討し、民間施設にも設置を働きかける。

3)モビリティ(交通手段や移動手段に関するモノ・コト全般)を軸とした脱炭素化について

さはら:EVやFCVなどの次世代自動車の更なる普及の為には、車両購入に加え、リースやサブスクリプションにも対応する補助制度に拡充すべき。

産業環境部長:議員の言う通り、今後、販売方法の多様化が進むと考えられる為、他市の状況等を参考にしながら、ニーズに対応した補助制度について検討していく。

さはら公用車市バス「かりまる」の脱炭素化に市はどう取り組んでいくか。

企画財政部長:今後の車種のラインナップ増加と、社会の動向を注視しながら、公用車を優先的にエコカーに更新していく。

都市政策部長:現行のFCバスやEVバスは「かりまる」の路線と大きさが合わず導入できないが、ニーズに合った国産バスが市販されれば、路線の見直しに合わせて導入を検討していく。

さはら:交通児童遊園及び岩が池公園のゴーカートを順次電動化すれば、子ども達が遊びを通じて脱炭素を体感できると考えるがどうか。

都市政策部長:本市で使用しているメーカーは現在、実用化に向けた開発段階にある為、期更新時に実用化状況を踏まえ、従来タイプと比較検討し判断していきたい。

☆さはらの要望

モビリティの脱炭素化の代表事例はFCVやEVの導入だが、車の開発は、水素エンジンやE-FUEL(合成燃料)等の内燃機関の活用も含めた「全方位」で進み、製造に関わる電源や工程の脱炭素化も進む。この全体像を俯瞰しながらモビリティの最適な選択と運用をし、その取り組みがCNやゼロカーボンシティに向けた谷市のこだわり、ポリシーとして、市民や事業者に伝わるよう進めて頂きたい。

一般質問をする私。

知立市上重原交差点は、このボタンを押すと全ての車が赤で止まり、歩行者が安全に横断できます。

民間の保安製品「ぴかっとわたるくん」。簡易的な信号機能を果たし、横断歩道の安全性を向上させます。

春日井市の福祉避難所看板の事例です。避難対象者が明示され、一般の避難所とは区別されています。