活動実績

福祉避難所に案内看板を設置して頂きました。

■2023.3.7(火)■

昨年6月定例会の一般質問で

「災害時の福祉避難所(高齢者や障がいがある方など、特別な配慮が必要な市民の二次避難所)に指定されている施設に、その用途や対象者を明示し、一般市民に周知する案内看板を設置すべき。

と提案した結果、この度、5つの公共施設に先行設置されました。施設名は以下の通りです。

①高齢者福祉センターひまわり(下重原町)

②南部福祉センターたんぽぽ(野田町)

③心身障害者福祉会館(下重原町)

④一ツ木福祉センター(一ツ木町)

⑤刈谷特別支援学校(小垣江町)

福祉避難所は、いわゆる「要配慮者」の方の為の避難所であり、一般の避難所(最寄りの小中学校等)ではない事を周知する為、案内看板を設置して頂きました。

福祉総務課さん、危機管理課さんのご対応に感謝申し上げます。

残る7つの指定施設(民営施設)への看板設置もよろしくお願いいたします。

福祉避難所の運営には、まだまだ課題が山積しています。

実災害時の要配慮者の避難の流れは、原則として以下の通りです。

「まずは一般の避難所へ避難(一次避難)」

「市区町村が移動を希望する要配慮者数を取りまとめて福祉避難所を開設し移動する(二次避難)」

しかしながら、近年の大規模災害時において、一般避難所では要配慮者を十分にケアできなかったり、福祉避難所に一般市民が避難してくる事例が多発した為、国は一昨年、「福祉避難所の確保・運営ガイドライン」を改訂し、各市区町村に「受入れ対象者」として特定された要配慮者は、福祉避難所への「直接避難」を可能にするよう求める事としました。

ただし、要配慮者の事前把握や、受入施設との調整にはかなりの時間を要しますので、従来の避難方法も併用しながら、直接避難体制の推進をお願いしたいと思います。

福祉総務課さん、危機管理課さんにおかれましては、重ねてお願い申し上げます。

今回設置された看板です。

心身障害者福祉会館には、門のそばに設置されました。

ひまわりに設置された看板。

刈谷特別支援学校にも設置されました。