活動実績

日常生活用具の購入助成制度を改訂して頂きました。

■2023.4.3(月)■

指定疾患により障がい者手帳を所持している方や、難病の方に、日常生活用具(人工内耳用電池・ストーマ装具、紙おむつなどの指定用具)の購入費を助成する制度があります。具体的には、用具を業者等から購入する事前申請(購入前申請)をした上で、申請者が自己負担分(原則1割)を業者等へ支払い、市が公費負担分を業者等へ直接支払います。

刈谷市を含む多くの自治体がこの方式なのですが、昨年、ご家族が難病に罹患された市民の方から、

「用具の購入方法が事前申請方式にあてはまらず、公費負担が受けられない

とのご相談を頂きました。

プライバシーに配慮し詳細は割愛しますが、相談者さんに落ち度はなく、かつ、切実なご相談でしたので、市と協議した結果、事前申請に加え、事後申請(購入後申請)制度の新設が必要との判断に至り、4/1より制度に追加して頂きました↓。

日常生活用具費の支給|刈谷市ホームページ (kariya.lg.jp)

事後申請が可能な自治体はまだ少数であり、先進的な取り組みとなりました。

福祉総務課さんにおかれましては、誠実にご対応頂きありがとうございました。相談者さんも喜んでおられました。

ご相談がきっかけとなり、制度改訂に至った事は、議員冥利に尽きます。

時流の変化等により、制度に生じた隙間を埋めていく事は、大変重要です。

今後も市民の皆様の多様なご意見を、市政に届けてまいります。

市民だより令和5年3月15日号に、本件が掲載されています。赤線部が制度改訂部分です。