■2023.12.1(金)■
本日、一般質問に登壇しました。質疑の概要をご紹介します。
1)2026年アジア・アジアパラ競技大会について
さはら:5人制男女バスケ、サッカーの刈谷開催が仮決定し、車いすラグビーの開催が仮決定に向け調整中との事で、5人制バスケは本市のホームタウンパートナーから代表選手が選ばれる可能性が高い。他国も含め、これらの代表チームをオール刈谷でどう応援し、更なるスポーツ振興につなげるのか。
市答弁:市民が、それぞれの関わり方で大会に参加する意識を持てる様、大会を広くPRし、トップレベルの試合観戦をはじめ、市民参加型イベントやパラ競技体験会の開催、市民ボランティアによるおもてなし、アジア諸国との交流などを行っていきたい。
☆さはらの提言
『かつてない規模の宿泊施設や観客輸送能力の確保、セキュリティ対策など、やるべき事が山積している。組織委や県と連携し、周到に準備を進めて頂きたい。刈谷ゆかりの代表選手が、ホーム開催のアジア大会で活躍すれば、市民に大きな夢や希望、感動を与える。刈谷のスポーツ史に残る大会になる事を心から願う。』
2)公園について
さはら:近年、暑い、寒い、雨天などの天候に左右されず、屋内で遊び学べる「屋内遊具施設」のニーズが高まっている。こうした施設の必要性についてどう考えているか。
市答弁:「魅力あふれる公園づくり構想」の策定過程で実施したアンケートでも要望を多く頂いている。民間事業者を対象とするサウンディング調査の結果を踏まえながら検討していきたい。
さはら:障がいの有無や、年齢に関わらず誰もが利用できる「インクルーシブ遊具」を導入してはどうか。
市答弁:ミササガパークの再整備において、車椅子でも利用しやすい回転遊具や、一人で落ち着いて遊べるドーム型遊具の設置を予定している。新たな公園整備や再整備などの際にも、機能やニーズにあわせて導入を検討をしていきたい。
さはら:近年、公園の広場等に雑草が生い茂り、利用に支障をきたすケースが増えている。どう対策していくのか。
市答弁:新たな除草方法「温水除草システム」の導入を予定している。温水が雑草の根まで枯らす効果が期待でき、周辺環境への影響もない。今後、効果的に活用していきたい。
さはら:公園トイレの洋式化&バリアフリー化計画が進められているが、改修後も男女の利用動線が分かれていない、トイレ内が外から見えるなどの課題が残るトイレが多数ある。せめて入口に目隠しの衝立(フェンス)を立てる等の対策はできないか。
市答弁:キャラクタートイレは間取りの変更が困難。衝立については、美観性、防犯性なども考慮し検討していきたい。
☆さはらの提言
『公園のトイレでもプライバシーへの配慮は必須。目隠しフェンスは最低限必要である。防犯性を一定確保できるルーバータイプもある。各トイレの特性に応じたフェンスをぜひ設置願いたい。』
3)乱横断の抑止策について
さはら:本年5月、市内の※乱横断ポイントでついに死亡事故が発生した。市はどう対策を講じていくのか。
※横断歩道以外の場所を渡ったり、横断歩道があっても信号を無視して渡る行為
市答弁:乱横断地点で職員が直接啓発をするとともに、横断歩道や二段階横断施設を含む道路安全施設の整備について検討していく。横断禁止など交通規制の必要性について、警察と協議の場を設け調査研究する。また、スマートシティ推進協議会の会員企業が有するICTや先端技術を、危険な横断抑止に活用できるのか検討していきたい。
☆さはらの提言
『刈谷は自動車のまちである。車の予防安全装置等の開発は市内企業が担い、事故の低減に寄与している。行政も両輪となって取り組まねばならない。「どうすれば乱横断を回避して頂けるか」「乱横断地点の特性を踏まえ、どう事故を防ぐか」。具体的な対策を、主体的に講じて頂きたい。』
一般質問をする私。
アジア大会の会場となる予定のウイングアリーナ刈谷。
屋内遊具施設の事例(鞍ヶ池公園)。
インクルーシブ遊具の事例(バケット型ブランコ)。