■2023.12.5(火)■
本日、私が所属する企画総務委員会が開催され、各種の質問・提言を行いました。
概要は以下の通りです。
●モバイルトイレ(バリアフリーの移動式トイレトレーラー)の導入について
さはらの提言
『製品名「モバイルトイレ」は、バリアフリーの移動式トイレトレーラーで、
・普通免許があれば牽引でき、牽引免許は不要。
・非常用電源のある車で牽引すれば、その電力で水栓トイレとして稼働する為、場所を選ばない。
・付属のスロープ設備で車いすでも利用でき、室内で360度回転できるほど広い。
・大人も横になれる壁付けの大型のユニバーサルベッドがある。
・冷房を完備し、オストメイトにも対応。
・平時でも有事でも、多様な使い方ができる。
など、現在市が保有するトイレトレーラーにない機能を補完できる。全ての方が使いやすいこのモバイルトイレの導入をぜひ検討願いたい。
2026年のアジア・アジアパラ競技大会刈谷開催までに導入し、アジア各国及び全国の多様な人々に広く周知されれば、車のまち刈谷をアピールする絶好の機会になる。』
●ペット同行避難と同伴避難の体制づくりについて
さはらの提言
『現在、市内では約15,000頭の犬猫が飼育されていると推定される。
・ペット同行避難所(飼い主とペットの避難所は同じ、過ごす場所は別)
・ペット同伴避難所(飼い主とペットが同じ空間に避難)
の体制整備は必須。今後、同行避難所を現在の6中学校に15小学校を加え、21か所に拡充するのは良い取り組み。いかに避難所で飼養(しよう)するかについては、私案を改めてご提案する。
1.在宅避難(強く推奨)
日頃から災害への備えをし、居宅内or敷地内で車中泊やテント泊をする。
2.一般避難所(ペット同行避難所)への避難
自宅及び敷地内が危険な状態になった場合
→一般避難者と離れた教室等の確保、校庭の一角で車中泊/テント泊。
3.ペット同行避難所への避難
自宅及び敷地内が危険な状態になったが、車等を所持していない場合
→ペット同行避難所への避難=敷地内同伴可能な専用避難所を開設。
最終的にこの3類型に落ち着くはず。これを制度化すべき。』
●「あなたが使える制度お知らせサービス」について
さはらの提言
『10月に視察した千葉市では、「あなたが使える制度お知らせサービス~For You~」という、LINEやメールを使った通知制度を知った。市が保有する市民情報を活用し、各制度の受給対象になりうる方に通知する仕組みで、現在29制度で運用している。各種の受給制度や補助制度は複雑多岐に渡り、一般市民にはわかりにくい為、大変良い取り組みである。
刈谷市も同様のシステムを構築すべき 。普及してきたマイナンバーカードの情報や、令和7年度までに導入予定の標準準拠システムの情報を活用できるようになれば、刈谷市もできるはず。それまでに準備を進めてほしい。』
また、私が提言してきたスポーツ施設を含む☆屋外照明類のLED化に関する調査費用(2,000万円)が、今回補正予算化されました。
引き続き、未来の為にすべき事、しなくてはならない事を考え抜き、提言してまいります。
画像は再現です。
モバイルトイレの実物です。非常用電源のある車で牽引すれば、設置場所を問いません。
刈南中での避難所開設訓練では、ペット同行避難の啓発展示をして頂きました。