活動実績

ペット同行避難所が拡充されます。

■2023.12.20(水)■

既報の通り、12/5の企画総務委員会で私が長年提言している「ペット同行避難と同伴避難の体制づくり」について質問した中で、刈谷市より

「ペット同行避難所を、現在の6中学校に15小学校を加え、全21か所に拡充する予定である。」

との答弁を得られました。関係各位のご尽力に感謝申し上げます。

令和5年11月1日現在、刈谷市内の犬の飼育数は6,726頭、猫は(一社)ペットフード協会による令和4年の調査をもとに算出すると約8,400頭、あわせて約15,000頭と推定されます。大規模災害時には、この何割かが必ず指定避難所に同行避難してくる為、現地でペットをどう飼養するかが大きな課題となってきます。

近年、ペットは殆どが家族同然に室内で飼育されている為、避難所で飼主と引き離され、屋外や別室におかれる環境に耐えられるペットは、ごく少数だと思いますし、飼主もペットと一緒に過ごせる環境を望むはずです。

従いまして、ペットと飼主を引き離さず、かつ、一般避難者と重ならない避難行動を促すのが現実的だと考えます。そこで私は、3つの選択肢の制度化を提案(図表ご参照)しています。

飼主は極力1.2でしのげるよう、日頃から準備をして頂き、自宅が危険な状態になったが避難スペースも車もないというような方は、3の同伴避難所に行って頂く、こういったスキームを構築すべきだと思います。

引き続き、市の動向を注視してまいります。

ペット同行避難所の開設訓練の様子(刈南中)。