活動実績

公園の管理方法について質問・要望しました。

◆2013.12.12(木)◆

本日開催された建設水道委員会での私の質問の概要をご報告します。

件名1『公園のマネジメント(公園施設長寿命化計画)について』

●さはら:市内の公園に対する課題認識は?
市回答:全103箇所中、S63以前に開設された公園が78箇所で、全体の約77%を占める。中でもS30~40年代に開設された公園が最も多く、施設(ベンチ、遊具、トイレ、水飲み場等)の老朽化が進展し、改築・更新など維持管理費の増大が懸念される。
●さはら:刈谷市公園施設長寿命化計画とは?
市回答:公園施設の長寿命化、計画的な改築・更新、維持管理費用の平準化を推進する為、国の補助金と技術的支援を受けH24年に策定した。
●さはら:具体的には施設をどう延命するのか、またその事例は?
市回答:施設の故障等が発生した時点で改修する「事後保全型管理」から、劣化・損傷を未然に防止する「予防保全型管理」へシフトする。例えばブランコの吊金具やチェーン、回転遊具のベアリング等消耗部材の交換や塗装を定期的に行うことで劣化の進行を遅らせ、延命を図る。
●さはら:この計画により期待できる費用効果及び延命効果は?
市回答:計画時の試算では、事後保全型管理に比べ年間約2,800万円の費用縮減が見込まれ、定期的な消耗部材の交換や塗装、修繕により、国が定める処分制限期間の1.5倍から2倍程度まで延命できると見込んでいる。

★ さ は ら の 要 望

大変良い取組みであり、試算が現実となるよう着実に推進願いたい。また、公共施設、道路、橋等のインフラの維持管理面で市民との協働を更に進めるべき。例えば市内に無数にある街路樹の剪定にもっと市民の力を借りてはどうか。

件名2『総合運動公園への監視カメラ設置について』

●さはら:監視カメラを設置しなくてはならない理由は?
市回答:少年少女らがウイングアリーナ周辺を原付バイクで暴走するなどの問題行為が頻発し、利用者から苦情が相次いだ。刈谷警察、学校など関係者と対策を協議し、防犯用監視カメラ8台を取り付ける事とした。
●さはら:監視カメラのスペックは?
市回答:単焦点固定式のカメラで、制御盤にモニターとレコーダーが内蔵されており、レコーダーによる録画容量は2週間分の録画が可能。日中はカラー録画、夜間は赤外線録画に切り替わる。

★ さ は ら の 要 望

監視体制強化とともに犯罪を発生させない風土づくりも必要。土浦市の「まちばん」のように警察OBを活用したり、東京都豊島区の『セーフコミュニティ』を参考に、学校と連携して、子ども達が早い段階から善悪を学ぶ機会を作るなど多様な取り組みを進めて欲しい。

委員会室です。