活動実績

通学路への監視カメラ設置と消防団への側面支援を要望しました。

◆2014.9.9(火)◆

副委員長を拝命している企画総務委員会で質問しました。

概要は以下の通りです。提案型の質問となるよう意識しました。

1.通学路への防犯カメラ設置による不審者対策を提案

刈谷では、地域、行政、警察が一体となった高いレベルの防犯活動が行われており、犯罪も減少傾向にあるが、性犯罪が増加しており、児童生徒を狙った不審者の出没が後を絶たない。刈谷駅周辺や総合運動公園の防犯カメラが効果を発揮している。次のステップとして、通学路への防犯カメラ設置を検討すべき。大阪府箕面市は、通学路に750台ものカメラの設置を検討している。プライバシーへの配慮は必須だが、市全域への防犯カメラ設置を進める中で、通学路への設置もぜひ検討して欲しい。

2.刈谷市独自のFCV及び水素ステーションの普及支援を要望

FCVは日本が蓄積してきた高度なモノづくり技術を結集した夢の車。自動車産業の裾野は広く、FCVと水素ステーションの普及がモノづくり大国日本の将来を左右すると言っても過言ではない。いよいよ量産が始まるが、コスト面などの課題も残る。現在、国・県が補助金制度の整備を進めているが、日本を代表するものづくりのまち刈谷としても、これらの普及を独自にバックアップしていく使命がある。大局的観点より検討をお願いしたい。

3.市内の飲食店等における「消防団員割引」の導入を提案

消防団への側面支援として、市内の飲食・物販店等で割引を受けられる「消防団員割引」を実施してはどうか。団員の方にとって使い勝手が良く、店側にもメリットがある。また、こうした機会に、市民から団員に「お疲れ様、ご苦労様」と、慰労の声をかけて頂いたり、活動への理解が深まれば、やりがいを感じられたり、新たな団員確保に繋がるはず。『消防団に地域が感謝と尊敬の念を持って接するまちづくり』を進めて欲しい。

4.新たな交通安全啓発活動を提案

①「夢と学びの科学体験館」オープンにあわせた啓発活動

来春、交通児童遊園に隣接する科学体験館がオープンすれば、両施設の来場者が飛躍的に増えるはず。このタイミングで、例えばクイズラリーや交通安全教室など、親子で交通安全を学ぶ機会を設ければ、効果的な啓発活動になる。交通児童遊園の本来の使命を果たすとともに、その機能を活かす事も必要。

②「生命(いのち)のメッセージ展」の開催

これは、悪質なドライバーが引き起こした交通事故等により、理不尽に生命を奪われてしまった人々のアート展であり、内閣府、文科省、法務省、国交省が後援している。亡くなられた方の等身大の人型(メッセンジャー)を展示し、胸部に本人の写真、亡くなった経緯、残された家族の言葉などが貼られ、足元には生前履いていた靴が置かれる。展示を見た誰もが言葉を失うほど啓発効果は高い。重くシリアスな展示だが、事故で命を奪われた方の無念さや、家族の悲痛な叫びを伝える啓発活動も時には必要と感じる。ぜひ開催を検討願いたい。

刈谷駅の防犯カメラ。

いよいよ量産が始まるFCV。

消防団に対する側面支援の充実は喫緊の課題です。

「生命のメッセージ展」の様子。被害にあわれた方が発するメッセージは、見る人の心に深く響きます。