◆2015.12.2(水)◆
本日一般質問に登壇しました。
傍聴にお越し頂いた皆様、誠にありがとうございました。
主な質疑の概要は以下の通りです。
件名1)実災害時を想定した防災・減災の取り組みについて
Q:実災害時に、電気をはじめとするインフラ復旧や救急・消防活動を、各事業者とどう連携して進めるのか?
A:中部電力及び東邦瓦斯とは、総合運動公園を応急復旧の拠点とする「災害復旧用オープンスペースに関する協定」を締結している。その他事業者とも連携しながら、道路や通信網、上下水道の復旧を進めるとともに、衣浦東部広域連合(衣東)が救急・消防活動にあたる。災害対策本部が陣頭指揮をとり、全体の活動が適切に行われるよう努める。
さはらの要望
・電気とガスは、小売の全面自由化が目前に迫っている。有事の際も責任を持って対応できる事業者を選定して欲しい。
・衣東だけでなく、消防団や各地域の自主防災会の機能を充実・向上させ、刈谷全体の防災力を底上げする必要がある。市が適切にサポートして欲しい。
・災害対策本部のメンバーには民間のインフラ事業者も入れるべき。
・中電さんと衣東さんは碧海5市が守備範囲なので、5市の災害対策本部間の連携も必要。
Q:ペットの避難所への受入れについて、今後どのように検討していくのか?
A:ペットの飼育場所を室外に定める事、危険動物の持ち込みを禁止するなど基本的なルールを定め、避難所ごとの実情を考慮しながら、ペットの受け入れを進めていく。
さはらの要望
ペットの避難所受入れは、大規模災害時に即時直面する大きな課題である。屋外飼育の場合、夜間や真冬は飼い主が車の中やテントで一緒に寝るのかなど、様々なルール作りが必要。人の避難生活を最優先としながらも、人とペットが共生可能な避難所運営を、地域の自主防災会とともに進めて頂きたい。
件名2)障害者就労施設へのサポートの充実について
Q:刈谷ハイウェイオアシス、交通児童遊園など、抜群の集客が見込める商業施設や公共施設(将来事業含む)で、障がい者就労支援事業所の物品を販売するスペースを確保できないか?
A:事業所の要望があれば、関係部署と連携をとり、施設の運営に支障の無い範囲で、協力の可能性を探っていきたい。こうした物品の購入を推進し、市民意識の向上を図ることが、障がい者の就労支援に繋がると考える。
さはらの要望
就労支援事業所からの物品調達を増やす取り組みを戦略的に推進して欲しい。市自ら調達を増やす事はもとより、拡販支援として、刈谷でもっとも賑わう場所に福祉の店を置けば、大幅な販売増が期待でき、事業所への強力なバックアップになる。ぜひ前向きに検討願いたい。
質問する私。