2013.1.24
◆2013.1.24(木)◆新聞報道でご存知の方も多いと思いますが、先日西三河地方の小学校の特別支援学級で、重度の知的障害を伴う自閉症児に対し、担任教諭が言うことを聞かないとの理由で体罰(実際どうなのかは解りませんが)を行ったとの報道がありました。自閉症などの発達障害を持つ児童は、罰をもって反省を求めてもその意味を理解する事が困難な場合がありますので、その子の特性に寄り添いながらその場に応じた行動ができるよう導いていく事が重要です。それには専門的知識が必要です。問題は個々の先生方の資質ではなく、専門的知識を得る機会がない為、自己流で指導されている事ではないでしょうか?このケースも悪意はなく、よかれと思って指導されたのだと思います。H17に発達障害者支援法が施行されましたが、相談支援や療育支援の受け皿を作る事、発達障害用の教育メニューを作る事、先生方に指導ノウハウを提供する事・・・昨秋視察した千葉市もそうでしたが、これらの推進に必要な発達障害の専門家の育成が追いついていないと感じます。私はさる12月議会の福祉経済委員会において『愛教大や刈総と連携し、発達障害児・者支援にオール刈谷で取り組むべき』と提言しました。その必要性を再確認した報道でした。
2013.1.23
◆2013.1.23(水)◆難しい事を簡単に説明できればと思います。衣浦まちづくり講演会を聴講しました。21世紀は『人と地球にやさしい交通体系』の構築が必要です。自動車産業は刈谷市の基幹産業である反面、自動車は家庭の照明・家電に次いでCO2を排出しています。CO2削減は世界共通の課題ですが、日本人のライフスタイルは車に依存しています。車で好きな時に好きな場所へ行けるがゆえに渋滞も発生します。そこで、街の交通体系をコントロールしていく必要があります。その代表的な取り組みが『コンパクトシティ』です。この取り組みは「都市」と「非都市」を明確に分け、例えば車は郊外や高速道路で使い、都心部は乗り合いの交通機関を発達させるなど車を必要としないインフラを構築しながら、まちのにぎわいも創出します。衣浦定住自立圏域の3市1町(刈谷、高浜、知立、東浦)の今後の課題となりますが、この地域であれば、自動車の技術革新も取り入れながら官民一体となった取り組みができるはずだと感じました。
講師は名古屋大学の加藤博和准教授です。
コンパクトシティの概念です。
2013.1.19
◆2013.1.18(金)◆トヨタ紡織部長会でご挨拶をさせて頂きました。経営トップからは「グローバル競争が激化する中で新規ビジネスを獲得していくために、欧州、米州、アジア、中国、日本の各地域に本社を置いた。日本はグローバル本社であり、世界を見て仕事をする様、更なる意識改革が必要。」「現地現物の重要性を再認識して欲しい。」との要望がありました。懇親会では旧交を温めたり、海外から帰任された方からはグローバルビジネスの動向や苦労話もお聞きしました。刈谷の産業発展の為に世界各地で貢献された皆さんが、刈谷に戻っても幸せに暮らせる環境づくりに貢献していきたいと思います。
「グローバルな企業活動の中で私が担う刈谷市において、トヨタ紡織がよき企業市民であると評価され続けるよう活動していきます。」とご挨拶しました。
多数の皆さんが参加され、盛大に開催されました。
2013.1.16
◆2013.1.16(水)◆先般の成人式に関連して感じた事です。Eテレ(教育テレビ)で朝7時から15分間『シャキーン!』という番組が放映されています。これは小学生向けの番組ですが、大人も楽しめる知的エンタメ番組です。クイズやエクササイズをはじめ、子ども心を歌った曲や独創的なオリジナル曲が流れます。その中で『10年たったら?』という歌が今月から流されています。歌詞を要約すると『10年たったらどうなっていたい?私はこうなりたい!今から思っていればきっとかなうよ!』という内容で、斬新でアイデアがあふれる自分の将来が歌われています。メロディーも大変秀逸です。小学生の子ども達が成人する10年後に幸せに暮らせる日本の姿を描き、そこから逆算し、スピード感を持って動く政治が少子高齢化を軌道修正し、社会の好循環を生み出す原動力になると感じました。
2013.1.13
◆2013.1.13(日)◆『新成人のつどい』に出席しました。今年の新成人の対象者は男女あわせて1,654人で、刈谷市の人口約14.6万人の約1.1%にあたります。例年のように実行委員会の皆さんによる手作りの式典です。委員の皆さんが二十歳の決意として述べた4つのキーワードのうち『感謝』『夢』は去年と同じでしたが、新たに『前進』と『団結』という言葉が加わりました。昨年同様、こうした思いを持った若い皆さんが、社会で存分に活躍できるよう環境を整備していく事が私達大人の役割だと改めて感じました。
ホール入口は新成人の皆さんで大変にぎわっていました。
4つのキーワードと二十歳の誓いが述べられました。
2013.1.9
◆2013.1.9(水)◆仕事始めで新年の訓示を聞かれた方も多いかと思います。訓示ではいわゆる名言がよく使われます。若かりし頃は「能書きよりまず行動」と考えており、あまり関心がありませんでしたが、次第にこうした言葉が心を整える上で有効だと解ってきましたので興味を抱くようになりました。刈谷市の竹中市長は、福井県永平寺の『すりこぎのように身をすり減らしながら人に尽くしなさい』との教えを引用し、訓示されたそうです。行政に求められる本質を平易な言葉で伝えられた事に感銘を受けました。次に、最近私が見聞きした言葉を二つご紹介します。『未熟でいるうちは成長できる。成熟したとたん腐敗が始まる(マクドナルドチェーンの創始者レイ・クロックの言葉)』。これは、常に新しい発想や考え方を受け入れる謙虚な心があれば更に成長できるとの教えです。もうひとつは『Don’t look down. Respect people!』これは上から目線ではなく、人を尊重しもてなす心を持てとのメッセージです。これらはある経営者の方の訓示で使われた言葉ですが、心に留めて活動していきたいと思います。
2013.1.8
◆2013.1.8(火)◆見通しが悪く危険な為、地区と連携して改善を要望していた中山公園南東角の工事が進んでいます。この場所は、南北連絡道路を通るために産業振興センター方面から来る車と、中山町南交差点方面から南進する車が鋭角に合流する地点です。南進車からは産振センター方面から来る車が見え難く、南北道路共用開始当初より危険だと感じていたところ、私の知人が衝突事故にあってしまった事が要望の発端です。工事内容は角地の植栽を撤去して見通しの改善をはかるものです。今後、植栽の両端をつなぐとの事ですが、双方向からの視界が開け、以前より見通しは改善されたと感じます。とはいえ、通行車両が多い地点に変わりないので、皆様におかれましては引き続き慎重な通行をお願いしたいと思います。公園緑地課をはじめ市当局の皆様のご協力に感謝いたします。今後とも宜しくお願い申し上げます!
工事前の写真です。南進方向から見ると植栽が視界をさえぎっています。
角地の植栽が撤去され、視界が開けたと感じます。
産振センター方向から見ると、左方向から来る車が見えやすくなっていると感じます。
2013.1.7
◆2013.1.7(月)◆私の勤務先トヨタ紡織㈱の女子バスケットボールチーム『サンシャインラビッツ』をご紹介します。先週の全日本総合バスケットボール大会ではベスト8と健闘しました。また、今シーズンより日本最高峰のWリーグで戦っていますが、強豪のトヨタ自動車アンテロープスを初めて破るなど大活躍してくれました。佐藤監督が長年築いてきたチームの骨格に、名将中川ヘッドコーチが『中川イズム』を浸透させつつあり、来シーズンの更なる活躍に期待が高まります。また、陸上部同様、刈谷市とのホームタウンパートナーシップに基づき地域貢献活動も行っていきます。うさぎマーク(ラビ子と言います)のエンジ色のウェアを着た選手達を見かけたら『頑張って!』と声をかけてあげて下さい。皆様の絶大なる応援を宜しくお願い申し上げます!!
前列向かって左から山中選手、池田選手、後列向かって左から中川ヘッドコーチ(元全日本女子代表監督!スゴイ方です!!)、私、松澤選手です。プレーは勿論、仕事も真剣に取り組む選手たちです。
2013.1.7
◆2013.1.7(月)◆私の勤務先であるトヨタ紡織㈱の陸上競技部が元旦のニューイヤー駅伝の結果報告を行いました。TV観戦された方も多いと思いますが、今大会では3区でトップに立ち、熾烈な2位争いの末7位入賞を果たしました。榎木監督の指導とマネージャーのサポート、選手の頑張り、そして皆さんの応援が一体となった結果だと思います。しかし、監督も選手もこの結果に満足しておりません。『力不足で最後に負けたが目標はあくまでも優勝』との力強いコメントも飛び出しました。同陸上部は刈谷を本拠地とするトップレベルのチームであり、刈谷市とのホームタウンパートナーシップに基づき陸上クリニックなどの地域貢献活動も行っています。日本と世界を舞台に活躍するチームとして、また、市民に身近なチームとして今後とも皆様の絶大なる応援を宜しくお願い申し上げます!
畑田マネ(左端)と監督、選手の皆さん
大会結果を総括する榎木監督
2013.1.1
◆2013.1.1(火)◆新年あけましておめでとうございます。旧年中は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。本年も何卒宜しくお願い申し上げます。さて、本日は重原八幡社で元旦恒例の交通安全祈願と自家用車へのお祓いをして頂きました。この重原八幡社は重原区民に大変なじみ深い神社ですが、先日氏子総代さんから頂いた資料をもとに、その歴史を御紹介したいと思います。創立時期は不明ですが享保2年(1802年)の文献が残っているそうです。社務所も大変古く、傍らの松の古木の根が床下に入り込んでいます。祭神は誉田別命(ほんだわけるのみこと)で、境内にある7つの末社は明治・大正期に現在の重原地区内の小社を合祀したといわれています。また、境内には刈谷市指定の保存樹木が87本あります。そして、私もそうですが、重原の方はここを『おすわの森』と呼びます。その由来は諸説あり、おすわさんが住んでいた、諏訪の某氏が建立した、恐ろしい森が訛ったなどです。そういえば、幼少時によく遊んだ本殿裏の林は、子ども心にも大変神秘的に感じました。これからも重原地区を見守って頂ける様、大切にしていきたいですね!
本殿前です。両端の正月のしめ飾りは氏子総代さんの手作りだそうです。素晴らしいですね!!
境内にたくさん車が並びます。
順番にお祓いをして頂きました。皆様ご苦労様でした。